合同墓・共同墓はどのようなものか

合同墓や共同墓という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。大阪で家族葬の打ち合わせの際にも話題に出ました。では合同墓や共同墓というのはどのようなものでしょう。

まず、最大の特徴として“ほかの人の遺骨と自分の遺骨が一緒のお墓に埋葬される”ということがあります。これは家族や親族と一緒ではなく、まったく知らない人と一緒という意味なのです。ですから、血縁関係の無い方などいわゆる赤の他人と埋葬されるのは抵抗がある、というお考えの方には向かない形態と言えるでしょう。

ではなぜ広がりを見せているのかというと、将来にわたってお墓を守ってくれる子供がいない方も増えていることなどが大きな理由です。合同墓や共同墓でしたら、通常は永代供養してくれますからその点安心できるのです。

また、費用を抑えたい方にはおすすめの形態でもあります。一般的なお墓は数百万はかかると言われますが、合同墓や共同墓でしたら10万円から30万円くらいですので、これは大きなメリットです。

ただ、後々遺骨を取り出すことができないというデメリットもありますから、熟考して決めた方が良いでしょう。