散骨希望だけど法律的にはどう?
2020年2月20日日本の葬儀事情も時の経過とともに随分と変わってきました。ペット供養や火葬後の遺骨についてもしかりです。以前は骨壺に入れてお墓や納骨堂に埋葬するのが一般的でした。しかし現在、亡くなられた方やご家族のご意向に沿う形での埋葬が受け入れられるようになりました。また高齢化、少子化が問題になっているこの時代にあってお墓や納骨堂があることによって迷惑になることを考えて遺骨を残さないという選択肢を取られる方も多くなってきました。その中でも散骨を希望される方も多いようです。散骨する場所も海であったり、大好きな樹の下であったりと様々です。
しかし法律的には散骨、どうなのでしょうか?最後の最後でケチがついては台無しです。現代の日本において遺骨を決められた場所、墓地以外に埋葬する事は禁止されています。埋めなければ良いようですが条例によって禁止されていたり散骨する場所の所有者や近くにお住まいの方の感情も考慮に入れる必要があります。また骨は余計な疑いがかけられないよう粉々にパウダー状にする必要があります。