散骨は思っている以上にルールがある
2020年2月20日現在、樹木葬の他、お墓を作る必要性がなく、費用も安いということで死後、散骨を望む方が多くなりました。ですが、この散骨、ルールがあり、ルールを破ったり周囲に許可を取らないと訴えられることも多いのです。
まず散骨のルールですが、散骨は、骨であると周囲に分かってしまうと法律違反になります。散骨の難しいポイントは、散骨時は海洋で散骨を行います。その際に周囲の漁船、または釣り人などに骨を撒いている思われた場合、不法投棄、もしくは死体遺棄という名目で訴えられることがあります。
その為、散骨業者は訴えられることを防ぐために散骨を望む方の骨を粉々にします。ですが、これはあくまで死体遺棄という思い処罰を避けるための方法で、結局は不法投棄という問題は解決していないのです。その為、散骨業者は周囲を気にして周りに人がいないかどうかを確認し散骨をしているのです。特に漁業関係者の方から見て、散骨されると海が穢れると考える方もいるため、法律上、訴えられた際、重くならない刑罰になるように骨を粉砕しているとみてもよいでしょう。